本日の浜の宮学園は、健康生活講座で兵庫大学看護学部の荒金英里子氏をお迎えし、「健診と検診のすすめ」の題でお話していただきました。まず健診と検診の違いの話ですが、健診とは全身の健康状態を検査することで、検診とはある特定の疾患を発見するために行われる検診だそうです。次にメタボ検診の目安としてBMI(身長と体重のバランス)の話がありました。よく聞く名前ですがBMI=22が最適で、一番病気になりにくいそうです。そして25を超えると糖尿病や高血圧など生活習慣病のリスクが2倍に増えるそうです。血圧の話も出ました。家庭血圧の基準では135~85がよいそうです。血圧は朝一で計るのではなく、少し時間をおいてからで、血圧手帳などに定期的に記録して自分の血圧管理をしておくことが大切だそうです。脂質に関しては、善玉コレステロールのHDLが高い方が良くて、運動不足や喫煙によって善玉コレステロールが下がってくるそうです。検診についてはがんの検診についての話があり、荒金先生自身がピロリ菌の保菌者だったことや、お父さんが大腸がんだった話を織り交ぜ、早期発見、早期治療の大切さについてお話しいただきました。皆さん嫌がらず健診・検診は受けましょうね。