第1回目の浜の宮学園の講座は、三木市人権・同和教育協議会副会長の春川政信氏をお迎えし、「みんなが笑顔になるために―イキイキ長寿生きがい10話」と題してお話をしていただきました。話ののっけから笑いあふれる講座で、みんな大笑い。けれどもその中に点字ブロックや車椅子のマーク、エレベーターの障がい者用押しボタンの意味など、本当の意味を知っている人が少ないことや小学生でもその意味を理解し実践していることを教えていただきました。また学校へ行けなかったおばあさんが、自治会の役員をするために3年生の子どもから計算や字の読み書きを1年間一生懸命勉強する話や、春川先生が何年も挨拶運動をされた時のエピソードで、長い間挨拶を交わしてくれなかった高校生が、怪我をしたときに助けてくれたり、校長先生退職の時に会いに来てくれたりした感動的な話をしてくださいました。見限らず粘り強く続けることが大切ですね。講演が終わった後お話をしていると、「浜の宮学園の皆さんは、雰囲気が良いですね。」とたくさんほめてくださいました。