本日は今年度最後の講座で、いなみ野学園「播磨学講座」の講師を勤められた高松武司先生をお迎えし、「播磨における大歳神社の分布」についてお話をしていただきました。古大内の大歳神社には具平親王(ともひらしんのう)が祭られています。具平親王は平安時代の文人で紫式部の親戚にあたり、源氏物語にも関わっているそうです。その住まいの跡地やお墓にあたる具平親王陵の説明がありました。なんと怖いことに昔、播州鉄道建設のためにその土を運んだ職員が何人も死んだり、古墳の上の松を切った人が熱を出して亡くなったりしたそうで、未だに誰もその古墳には手を付けないそうです。地元の養田の大年神社についての話もありました。身近な歴史も知らないことがたくさんありますね。
さて浜学も3月10日(木)の卒業式、終業式を残すのみとなりました。1年間ありがとうございました。